1子育て問題
1.長期休業中の子どもの居場所問題
ア.現状について
イ.市民の声について
ウ.今後について
2道路問題
1.道路、カーブミラーなどの修理について
ア.過去の実績について
イ.今後について
3まちづくりについて
1.企業版ふるさと納税について
ア.現状と実績について
イ.目標金額について
ウ.今後について
4広報について
1.HPについて
ア.見やすさについて
イ.今後について
2.HP以外のデジタルツールについて
ア.現状について
イ.今後について
△一色雄生議員
○議長(鈴木深太郎議員) 通告第8、5番、一色雄生議員。
〔5番 一色雄生議員 登壇〕
◆5番(一色雄生議員) それでは、議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、順次質問をしてまいります。
初めに、長期休業中の子どもの居場所問題についてです。
この長期休業中というのは、夏休み、冬休み、春休みなど長期休暇中のことを指しますので、ご了承ください。
さて、皆様ご承知のとおり、三郷市鳥、かいちゃん&つぶちゃんは、こども家庭庁が呼びかけている「こどもまんなか応援サポーター」の趣旨に賛同し、「こどもまんなか応援サポーター」として活動していくことを、令和5年9月1日に宣言しました。
また、三郷市は「子どもと子育てを地域で支えるふれあいのまち みさと」を基本理念とし、第2次みさとこどもにこにこプランを推進し、今後もこどもまんなかに向けた施策を行っていくとあります。
第2次みさとこどもにこにこプランは令和6年度までの計画であり、令和7年度からは第3次みさとこどもにこにこプランで進めていくことになります。同時に、児童館の契約も今年度までの契約となっており、ますます出だしの打ち出し方は重要となってきます。
今回は、このみさとこどもにこにこプランの改定と児童館の契約終了に伴い、市民からもよく声が聞こえる長期休暇中の子どもの居場所問題について3点お伺いしていきます。
まず、ア、現状についてです。
第2次みさとこどもにこにこプランの中で、基本目標2に「子どもの社会的成長の促進」、基本目標3に「子どもの教育環境の充実」、基本目標5に「すべての家庭が安心して子育てできる支援体制づくり」、基本目標7に「地域共生のまちづくりの推進」という項目があります。基本目標にも子どもの居場所、教育環境についても多く触れられています。
そこで、長期休暇中の子どもの居場所について、1、児童クラブ、2、公共施設、3、民間企業との連携、4、市民団体との連携、5、にこにこプラン、5つの観点から現状についてお答えください。
次に、イ、市民の声についてです。
令和元年12月に第2次みさとこどもにこにこプラン(案)に対するパブリックコメント手続の結果によると、放課後や、特に夏休みなどの長期休暇中、待機児になった低学年のこどもを責任持って見守れる大人がいないなど、子育てに不安な状況が続いているという声や、都内から戻り、兄弟の保育所への迎えもある中、18時半退室は非常にシビアです。延長料金ありでも、保育所同様に19時までの開室、長期休暇中は7時または7時半からの開室を希望しますという声などが上がっております。
私個人にも、児童クラブの時間を延長してほしい、民間学童やこどもの習い事で対応するにはお金もかかるし、こどもも友達と一緒にいられないのは寂しいという声に対して、親に対して仕事をやめてほしいというこどもの声に困っているというお声をいただいております。
こどもの環境づくりか、仕事かという2択では、これから先、三郷市から離れていってしまう人たちが多いのではないでしょうか。人にも企業にも選ばれるまちとしては、これからの三郷市の中心になってくる小学校、中学校、高校の家族世帯が、生活をするなら三郷市で、仕事をするなら三郷市でと思ってくれるまちをつくっていかなければならないのではないでしょうか。そこで、イとして、市民の声にはどのようなものがあるか、お答えください。
次に、ウ、今後についてです。
そもそも以前はこんなに長期休み中の子どもの居場所について悩みが出ていなかったように感じます。こういった声が出てくるのは、共働きをする家族が増え、核家族化が増え、地域とのつながりも薄くなり、異常気象での日中の気温の上昇などが考えられます。
国立研究開発法人建築研究所が2023年8月に出しております「共働き子育て世帯に関する全国・都道府県・市区町村別集計」によりますと、三郷市の18歳未満の子を有する夫婦とこどもからなる共働き世帯の世帯数は、2010年に9,086人、2015年に9,698人、2020年に1万306人になります。年々増加傾向になるのが分かります。
近隣自治体の2020年のデータで見ると、吉川市は6,017人、松伏町は1,672人、草加市は1万7,851人、八潮市では6,733人、越谷市では2万6,009人になります。県を隔てますと、葛飾区は3万1,200人、松戸市で3万5,215人となっております。
興味深いのが流山市で、2010年には1万2,878人、2015年には2,000人増え、1万4,870人、2020年にはさらに4,500人増え、1万9,212人と、年々共働き世代の数が大幅に上昇しております。ほかの自治体と比べても、ここまで数字の変化がある自治体はなかなかありませんでした。
統計を見てみますと、流山市と同様に人口が増えている自治体でも、同じ人数、共働きの世帯が増えているわけではないということが分かります。「母になるなら、流山市。父になるなら、流山市。」というキャッチフレーズがあるとも考えられますが、その内側にある政策や対応については真似できるものが多いと感じております。
また、統計から見ても分かるように、日本全国的に共働き世帯が増えており、ニーズに合った対策が求められています。今後の具体的な展望について、どのように市全体を巻き込んで、「こどもまんなか」をどのように実現させていくのか、お聞きいたします。
続きまして、道路問題の道路、カーブミラーなどの修理について2点お伺いいたします。
まず、ア、過去の実績についてです。
市民の声から、最近よく聞く内容は、道路の凸凹の修理や段差の補修、カーブミラーの修理などについてです。道路、カーブミラーなどの修理については、5年前、10年前はもっと早く修理をしてくれた、カーブミラーなんかは壊れてから2、3日の間に修理していたとお聞きします。
また、元職員のかたや業者のかたにも確認をしましたが、以前は職員のかたが積極的に修理、交換をしていたので、期間は短い時間で行うことができていたという話をお聞きしております。
現在、道路の修復については、周辺自治体と比較すると、比較的修理が早いと聞きますが、今は業者に任せているのか、修理、鏡のカーブミラーの交換までに1か月、長い場合は2か月はかかっていると聞きます。
そこで、道路やカーブミラーなど、それぞれ現状と過去の実績を確認するためにも、1、現在、修理、修復にかかる時間はどれぐらいの期間がかかるのか、2、以前、職員を中心として修理をしていたときの修復期間はどれぐらいだったのか、3、委託先の企業にほとんどの作業を任せるようになった理由について、4、委託先の契約内容と金額について、4つの観点から過去の実績などについてお答えください。
次に、今後についてです。
市民の声からよく上がる話は、「市民の安全を確保するために、市の職員は税金をもらって仕事をしているから」と、「地域のこどもたちの危険を守るために、スクールガードやPTAの旗振りを頑張っているのにもかかわらず、市の職員が業者に任せて遅くなりますという話は疑問には思わないのか」という話をいただきます。それは我々議員も同じですが、市民の安全や快適な暮らしを守るため、税金をいただいて活動しております。
そこで、今後について、1、委託先の速度を早めることはできないのか、2、職業の業務で円滑に行うことはできないのか、2つの観点からお答えください。
次に、3の1、企業版ふるさと納税についてです。
企業版ふるさと納税については、皆さんもご存じのとおり、地方版ふるさと納税は国が認定した自治体の地方創生の取組に企業が寄附すると、地方住民税などの減税措置が受けられる仕組みで、通常の寄附は寄附額の約3割を損金として処理できますが、これに対して、最大6割の税額控除を上乗せし、最大9割の税負担を軽減することができるのが企業版ふるさと納税です。
当初の寄附金額は、年間20~30億円程度にとどまっておりましたが、令和4年度は341億円まで拡大しております。そして、この企業版ふるさと納税は、最大9割の控除の期間が延長されて、令和6年度末までとなっております。令和6年度末というのは今年度末までです。
そこで、現状と実績として、1、幾らの金額が集まったのか、2、どの事業に幾らお金が集まっているのかの2つの観点からお答えください。
次に、目標金額についてです。
今までにもふるさと納税についての一般質問をさせていただきましたが、企業版ふるさと納税でも一般的なふるさと納税でも、目標金額の設定というのは自治体ではあまりしていないように思えます。目標設定については、脳科学的な観点から科学的な根拠が出ているので、そちらについてご紹介させていただきます。
適切な目標設定は、従業員のモチベーションを向上させるための非常に有効な手段であり、逆に、目標設定が欠けてしまった場合、従業員にモチベーションややる気を期待することはできないでしょう。もちろん、目標設定も、ただやみくもに目標を設定しても効果はありません。しっかりと効果のある目標を設定して、それをフィードバックする必要があります、とあります。
また、ペンシルベニア大学のアダム・グラント博士の研究では、定期的なフィードバックが従業員のパフォーマンスを向上させることが示されています。目標設定により、上司や同僚からのフィードバックを受け取りやすくなり、必要に応じて目標を調整することができます。これにより、従業員は常に最適なモチベーションとパフォーマンスを発揮できる状態に保たれます。つまり、目標はただ設定するだけでなく、しっかりと効果のあるものを設定し、適切なフィードバックを組み合わせることで、従業員のパフォーマンスを最大化することができるというふうに言われています。
そこで、現状、目標金額は設定しているのか、目標設定についての考えについてお答えください。
次に、ウ、今後についてです。
2024年8月24日に産経新聞から出された記事によりますと、内閣府が地方自治体に寄附した金額の税負担額を軽くする企業版ふるさと納税について、令和6年度から期限措置を5年間延長するよう、令和7年度の税制改正要望に盛り込むことが分かりました。寄附額は増加傾向にあり、地方創生を資金面から後押しする上で一定の効果を上げていることから、制度の維持を求める年末に向けた与党の税制改正議論などで詳細を詰めるという内容がございました。
延長を進める方向で動いているとは思いますが、今までのふるさと納税は範囲が広過ぎて、何を伝えたいのか分からないというのが、今までの三郷市だったかと思います。そこで、ウとして、三郷市では今後どのように考えているのかお答えください。
次に、4の1、HPについてのア、見やすさについてです。
ホームページが改修されて、新しいホームページになってから、とてもきれいなシンプルなデザインになったと思います。しかし、一方で、探している情報にたどり着くまで、かなり時間がかかってしまうというお声を聞いております。
そこで、何がホームページの見にくさにつながっているのか、情報にたどり着かない原因は何か、ひたすらホームページを触っていたところ、幾つか原因が分かってきました。
1つ目は、三郷市にはよく見られるページというものがないということです。近隣自治体では、県を越えて、例えば柏市に見られますが、今までのホームページのデータの閲覧数を解析して、市民がよく見ているページを案内しております。ホームページを見る人のページは似たり寄ったりなので、ほかの人がどこのページを見ているのかが分かれば、自分が見つけたいページもよく見られるページの中にあるかもしれません。
もう1つは、トップページ以外のUIが一目で情報が入るようにデザインされていないということです。UIとは、ユーザーインターフェースの略で、ユーザーが直接触れるサービスや、商品の部分的な要素でレイアウトやデザイン、全体的な見た目などを指します。
具体的な話をしましょう。皆さんもホームページを後ほど確認してみてください。例えば、トップページの真ん中にある「目的で探す」から、「子育て」というボタンをクリックしたとします。そうすると、次に出てくるのは、「子育てサポート」、「予防接種」、「子どもを預ける」という3つが出てきます。
民間企業だったら、この3つの見出しにそれぞれ情報が見られるようになっています。「子育てサポート」という大項目を作って、その下にタグが並んでいる。「予防接種」という大項目を作って、その下にタグが並んでいる。「子どもを預ける」ということも同様ですね。
三郷市は、トップページが非常に見やすいUIなだけに、個別ページのUIが非常に残念でなりません。情報をシンプルに整理したのはよかったですが、それが見やすさにつなげられたらと感じました。埼玉県で見やすかったのは桶川市がかなり見やすかったです。
そこで、見やすさという観点から、市民の声はどのような意見が出ているのか、職員の声はどのような意見が出ているのか、2つの観点からお答えください。
次に、今後の変更についてです。
先ほどお話をした点については一例に過ぎないですが、ホームページ改修事業は2,363万円というとても大きなお金をかけて取り組んでいる事業になります。令和4年の3月議会のときに私が質疑した内容と答弁をお話しさせていただきます。
市ホームページ改修事業についてという質疑に対して、「市ホームページ改修事業の内容についてでございますが、現在の市ホームページは平成19年の導入から13年が経過しており、その間、必要に応じ、様々な改良を加えてまいりましたが、情報内容の長年の蓄積により目的の情報が探しづらいなどの課題が生じているところでございます。このためシステムを一新し、ユーザーの満足度の度合いであるユーザビリティの向上を図るとともに、障がいをお持ちのかたや高齢者のかたも含め、誰でも必要な情報を取得することができるよう、ウェブアクセシビリティのさらなる向上を図ることを目的にホームページのリニューアルを行います」という答弁でした。
さらに、一般的なホームページにかかる費用を私のほうから再質疑をさせていただいたところ、「個人のホームページで20~30万円ほど、中小企業では80万円ほど、大企業で100万~200万円ほどかかると言われています。今回の2,363万円という費用の積算内容をお聞かせください」という再質疑に対して、「改修費用の積算根拠というところでございますが、ホームページの改修費用の積算におきましては、盛り込む機能のほか、対象となるページ数が大きく影響いたします。一般に民間のホームページですと、大体80~100ページと言われておりますが、地方自治体のホームページは、住民生活に密着した多岐にわたる分野で情報を発信する必要があり、ページ数が多くなる傾向にございます。本市でも、現在、約3,300ページございますので、その分費用もかかることとなっておりまして、このような積算となってございます。なお、リニューアルに当たりましては、ページ数の適正化も行う予定となってございます」というご答弁でした。
この答弁からすると、民間企業ですと、1ページ当たりの単価が1万円から2万円、三郷市のホームページは、1ページ当たりの単価が7,100円ほどですが、その分、契約金はしっかりと取っております。民間企業でホームページを作ってきた側の人間からすると、通常、何かしらのサポートがあるはずです。ページ数が多いから変更のサポートがありませんというのは正直考えにくいです。特に、個別ページのUI、見せ方についてはかなり改善の余地があると思うのですが、機能の追加、デザイン、仕様の変更などは可能なのかどうかお聞きいたします。
次に、HP以外のデジタルツールについてです。
まずは現状について、SNSやメール配信、ポケットみさとなどのアプリがあるとは思うのですが、これからどのように使われていくのかお答えください。
次に、今後についてです。
以前、LINE公式アカウントやインスタグラムなども議会の一般質問でさせていただいたことがあるのですが、もろもろ含め、広報の今後の考えについてお聞かせください。
以上で1問目の質問を終わります。
○議長(鈴木深太郎議員) 一色雄生議員の質問に対する答弁を求めます。
木津雅晟市長。
〔木津雅晟市長 登壇〕
◎市長(木津雅晟) 一色議員のご質問にお答えいたします。
1、子育て問題の総論をお答えし、詳細につきましては担当部長をして答弁いたさせます。
本市は、令和5年9月に子育てに優しいまちを目指し、子育て家庭とこどもをまんなかにしたまちづくりを推進する「こどもまんなか応援サポーター」を宣言したところでございます。
さらに、子育て環境の多様化を踏まえ、放課後児童クラブ、放課後子ども教室、児童館などを整備し、子どもの居場所づくりに取り組んでいるところでございます。
国におきましては、昨年12月に「こどもの居場所づくりに関する指針」を閣議決定しておりますことから、引き続き、「子どもと子育てを地域で支えるふれあいのまち みさと」に向けて取り組んでまいります。
○議長(鈴木深太郎議員) 大塚正樹教育長。
〔大塚正樹教育長 登壇〕
◎教育長(大塚正樹) 私からは、1、子育て問題の1、長期休業中の子どもの居場所問題について、教育委員会としての総論をお答えし、詳細は担当部長をして答弁いたさせます。
学校の長期休業日の意義といたしましては、夏の暑さなど気候的な悪条件から回避し、家庭の過ごしやすい環境の下で心身の健康を保持し、学習を進めること、家庭や地域社会で年中行事を通じて家庭や地域住民と触れ合うこと、学校や学校の授業日では体験できない活動を行うことなどが挙げられています。
また、児童・生徒の長期休業中の過ごし方については、児童・生徒が長期間の休業日を活用し、心身を鍛えたり、学校ではできない趣味や研究に没頭したり、自然に触れる経験を持てるよい機会と捉えております。
現在、三郷市教育委員会では、一人ひとりの児童の特性に合わせ、安心・安全な居場所の確保を図り、多様な体験・活動を行う環境整備に向け、「いいとこカルタスタンプラリー」、「焚火でリラックス」、「小学生親子読書感想文の書き方講座」などの事業に取り組み、こどもたちの成長を見守っているところでございます。
また、放課後児童クラブにおきましては、働いている保護者にかわり、子どもの居場所の受け皿の一翼を担っており、公営児童クラブについては、待機児童ゼロの運営を継続しております。
引き続き、児童が交流し、学びや遊びを共にできる環境及び居場所づくりに努めてまいります。
以上でございます。
○議長(鈴木深太郎議員) 須賀加奈こども未来部長。
〔須賀加奈こども未来部長 登壇〕
◎こども未来部長(須賀加奈) 私からは、1、子育て問題の1、長期休業中の子どもの居場所問題の詳細につきまして、順次お答えいたします。
初めに、ア、現状についてでございますが、夏休みや春休みなどの長期休業中も児童館は開館しており、小学生などが利用しております。また、開館時間を延長して、毎月1回の中高生の居場所事業にも取り組んでおります。
そのほか、ピアラシティ交流センターや、三郷中央におどりプラザ、各地区文化センターなどの公共施設につきましても、多くの小中高生が利用していると伺っております。
これら公共施設では、子どもの居場所となり得る民間団体によるこども食堂や、気軽に音楽に触れられるイベントなど、こどもが参加できる様々なイベントが官民連携の下、開催されております。
次に、イ、市民の声についてでございますが、令和5年12月に実施した市内の小・中・高生を対象とした「子どもの生活に関するアンケート調査」によりますと、「公園も含め、こどもが遊べる場所を増やしてほしい」といった声や、「何か特別なことをする場所ではなく、自分たちで自由に過ごせる場所や、自習ができる場所が欲しい」といった意見が複数寄せられておりました。
最後に、ウ、今後についてでございますが、子どもの居場所につきましては、移動児童館、中高生の居場所事業など、引き続き充実させるよう努めてまいります。
また、現在策定中の「(仮称)第3次みさとこどもにこにこプラン」におきましても、子どもの居場所の在り方を検討しており、国の「こどもの居場所づくりに関する指針」や、先ほど申し上げました「子どもの生活に関するアンケート調査」、子ども・子育て会議の審議などを踏まえ、令和7年3月末までの策定を予定しているところでございます。
子育てに係る環境が多様化していることを踏まえ、既存の公共施設の活用、民間との協働などを総合的に検討し、引き続き、こどもまんなか社会の実現を目指し、安心・安全な子どもの居場所づくりに努めてまいります。
以上でございます。
○議長(鈴木深太郎議員) 菅原成之学校教育部長。
〔菅原成之学校教育部長 登壇〕
◎学校教育部長(菅原成之) 一色議員のご質問に順次お答えいたします。
初めに、1、長期休業中の子どもの居場所問題のア、現状についてでございますが、現在の放課後児童クラブの長期休業中の開室時間は、平日は午前8時から午後6時30分、土曜日は午前8時から午後4時までの対応となっております。
次に、イ、市民の声についてお答えいたします。
市民の声の代表例といたしましては、「第2次みさとこどもにこにこプラン」(案)に対するパブリックコメントにおいて、放課後児童クラブの運営に係る開所時間の延長などの意見が寄せられているところでございます。
他方で、放課後児童クラブの待機児童ゼロを継続するために、支援員の確保に努め、まずは放課後児童クラブの児童の安全な保育に努める必要があると認識しております。
引き続き、待機児童を出さないことを最優先課題とし、保育の質の向上に資する取組を進めてまいります。
最後に、ウ、今後についてお答えいたします。
現在、子どもの居場所づくりにつきましては、学校での図書館開放やおもしろ遊学館でのスライムを作って遊ぼう、夏のおはなし会などの各種事業を行っております。
放課後児童クラブの運営におきましても、引き続き、関連部門と連携しながら、長期休業中の多様な子どもの居場所づくりに努めてまいります。
以上でございます。
○議長(鈴木深太郎議員) 小暮勲市民生活部長。
〔小暮 勲市民生活部長 登壇〕
◎市民生活部長(小暮勲) 私からは、2、道路問題、1、道路、カーブミラーなどの修理についてにつきまして、ア、過去の実績について、イ、今後については関連がございますので、一括してお答えいたします。
現在、市で管理しておりますカーブミラーは1,845基あり、市民の皆様からの通報や職員によるパトロールにより、角度調整や鏡体交換などの修繕を実施し、維持管理に努めているところでございます。
過去の実績といたしましては、件数で申し上げますと、令和3年度57件、令和4年度61件、令和5年度は59件で、合計177件となっております。177件の内訳は、角度調整が11件、鏡体交換が48件、その他が118件となっております。
金額につきましては、令和3年度、令和4年度、令和5年度の3か年いずれも約400万円となってございます。
角度調整につきましては、ほとんどの場合で職員が数日で対応しているところですが、交通量の多い箇所や脚立を据え付ける場所が不安定な場合、カーブミラーの高さが通常よりも高い場合など、職員の安全が確保できない場合には、専門業者への委託により、1週間程度で対応しているところでございます。
一方、鏡体交換などについては、鏡体が重く、職員の安全が確保できないことから、専門業者への委託で対応しており、修繕完了までおおむね1か月から1か月半程度の対応となってございます。
今後につきましては、市民等からの通報、要望に対し、速やかに現場を確認し、可能な限り迅速に修繕を行い、良好な交通安全環境の確保に努めてまいります。
以上でございます。
○議長(鈴木深太郎議員) 相馬喜一建設部長。
〔相馬喜一建設部長 登壇〕
◎建設部長(相馬喜一) 私からは、2、道路問題、1、道路、カーブミラーなどの修理についてのア、過去の実績についてと、イ、今後についてにつきましては関連がございますので、一括してお答えいたします。
現在、市が管理している道路は、延長約500キロメートルございますが、応急対策室の職員が毎日実施している道路パトロールや、市民の皆様からの通報や要望などにより、道路の穴ぼこやラバーポールの破損など、様々な道路の危険箇所について、早期発見と対応に努めております。
また、市民などから通報があった際には、速やかに職員が現場確認を行い、安全な通行に支障がある場合には、応急処置を施した後、直ちに業者へ補修を依頼し、おおむね2週間から約1か月程度で補修を完了させております。
そのほか、1年間を通じて、切れ目なく、即座に補修が可能となるよう、債務負担を設定した舗装補修や道路施設修繕の単価契約を活用し、工期短縮にも努めているところでございます。
道路修繕を実施した過去3か年の実績といたしましては、令和3年度は約200件で、費用は約1億5,300万円、令和4年度は約170件で、費用は約1億5,700万円、令和5年度は約220件で、費用は約1億6,000万円でございます。
実施した主な場所と内容を申し上げますと、三郷一丁目地先では、舗装の段差解消を図るため舗装の打ち替えを、中央二丁目地先では、橋梁と道路との段差解消を図るため舗装の擦り付けを、鷹野二丁目地先では、安全な通行の確保を図るため、部分的な側溝の蓋がけを行っております。
今後も引き続き事故を未然に防止するため、舗装の劣化や道路構造物の破損などについて、早期発見と速やかな補修対応を行うことで、円滑な交通の確保と、安全で快適な道路環境の保持に努めてまいりたいと存じます。
以上でございます。
○議長(鈴木深太郎議員) 日暮義一企画政策部長。
〔日暮義一企画政策部長 登壇〕
◎企画政策部長(日暮義一) 私からは、3、まちづくりについてと、4、広報について順次お答えいたします。
初めに、3、まちづくりについての1、企業版ふるさと納税についてのア、現状と実績についてでございますが、本市では、令和4年3月に国から認定を受けました「三郷市まち・ひと・しごと創生推進計画」のア、まちづくりは道づくり事業、イ、地域コミュニティの充実事業、ウ、子どもたちの成長を見守る・夢を育む事業、この3つの事業を対象として、現在運用をしているところでございます。
令和6年度の寄附の実績といたしましては、本日時点となりますが、3社で計120万円でございます。
また、過去の実績といたしましては、令和5年度は11社で計2,130万円の寄附をいただき、このうち、まちづくりは道づくり事業に1,580万円、地域コミュニティの充実事業に325万円、子どもたちの夢を見守る・夢を育む事業に225万円を、令和4年度につきましては、4社で計400万円の寄附、このうち、まちづくりは道づくり事業に100万円、地域コミュニティの充実事業に250万円、子どもたちの夢を見守る・夢を育む事業に50万円をそれぞれ活用させていただきました。
これまでの寄附額でございますが、累計18件で2,650万円となっており、具体的な個別事業といたしましては、(仮称)南部地域拠点防災コミュニティ施設整備、陸上競技場の公認取得、また駐車場整備、インクルーシブ公園整備などに活用させていただきました。
また、内閣府の発表によりますと、直近の令和5年度における本市の寄附実績でございますが、埼玉県内で寄附額は6番目、寄附件数は8番目となっております。
続いて、イ、目標金額についてでございますが、本制度は寄附という性質上、寄附者の意向等に沿い、個別に対応していることから、具体的な目標金額の設定は行っておりませんが、寄附対象となる事業は54事業としており、寄附者の意向に幅広く対応できるようにしております。
最後に、ウ、今後についてでございますが、本制度につきましては、行政経営に非常に有効なものと認識しておりますので、引き続き、市ホームページや内閣府のポータルサイトなどでの周知をはじめ、本市での契約実績や他市における寄附状況などを踏まえ、直接職員が企業を訪問し、制度の内容やメリット、本市が力を入れて取り組む重点事業などについて丁寧に説明を行い、本制度の推進を図ってまいります。
続きまして、4、広報についての1、HPについてお答えいたします。
まず、ア、見やすさについてでございますが、本市のホームページは、検索性の向上やデザインの改善を目的に、昨年6月に全面リニューアルを行いました。
リニューアルに当たっては、市民の皆様や職員の意見を参考に、全体的に文字量を減らし、スマートフォンやタブレット端末でも快適な操作ができるように工夫したところでございます。
リニューアル直後は、「目的のページが探せない」といったお問合せを数件いただきましたが、現在はこうした意見を頂戴することはなく、旧ホームページから新しいホームページへの切替えに伴う画面変遷の慣れ等により発生した一時的なものであったと認識しております。
そのほかの声として、「画面がすっきりして見やすくなった」などの好意的な声を頂戴するとともに、職員からは「市民へのホームページの案内がしやすくなった」などの意見がございました。
次に、イ、今後についてお答えいたします。
質問の中で柏市のよく見られるページ、この事例を挙げていただきましたが、本市のホームページも同じ仕様になっており、トップページの「目的で探す」というメニューが同じものであり、「妊娠・出産」や「教育」など、頻繁に検索される記事をカテゴリーごとのアイコンにまとめ、関連する情報に誘導できるようにしており、検索のしやすさを考慮した設計としております。
今後につきましては、本市のトップページにございます目的別アイコンの機能をさらに充実したものにするとともに、トップページ以外の個別ページのユーザーインターフェース、レイアウトデザインについても改善を図ってまいります。
続きまして、2、HP以外のデジタルツールについてお答えいたします。
まず、ア、現状でございますが、本市ではSNSとしてエックス、フェイスブック、ユーチューブ、公式アプリとして「ポケットみさと」、そのほかメール配信サービスなどのデジタルツールを活用しており、今年春には、江戸川土手の菜の花の景色をSNSで投稿したところ、エックスで22万ビューという大きな反響をいただき、デジタルツールを活用し、旬な情報を魅力的な写真とともに発信する効果について改めて認識したところでございます。
次に、イ、今後についてでございますが、本市が導入していない2つの媒体から申し上げますと、インスタグラムにつきましては、写真を使って効果的に情報が発信できる媒体であり、特に若い世代のかたに市の魅力などを伝える手段として有効だと考えられますことから、既に導入に向けて調整を行っております。
また、市公式LINEにつきましては、既に運用の準備はできておりますが、現在、運用開始に向けての情報収集、課題の整理を行っているところでございます。
ホームページ以外のデジタルツールにつきましては、情報発信の即時性や公開できる情報量などが異なりますことから、それぞれ媒体の特徴を生かした効果的な情報発信に努めてまいります。
以上でございます。
○議長(鈴木深太郎議員) 一色雄生議員。
◆5番(一色雄生議員) ご担当いただいた皆様、それぞれご答弁いただきましてありがとうございます。
それでは、再質問と要望をさせていただきます。
まず、長期休暇中の子どもの居場所についてですが、それぞれご答弁をいただきましてありがとうございます。子どもの居場所については、共働き世代が多くなってきて、現状を真摯に受け止めていかなければならないというのは、三郷市だけに限らず、日本全体的な問題だと思っております。この課題解決に向けて、迅速に解決していくための趣旨だったかと思いますが、まず、現状についてのところで、児童クラブ、長期休暇中の目的とにこにこプランの3点のことについては理解をすることができました。
市のホームページを見ると、この子どもの居場所というところで、こども食堂のことを挙げていらっしゃったと思うんですけれども、こども食堂についてなんですが、見たことがあるとは思うんですけれども、テイクアウトがほとんど多くて、家庭のために食事を安く提供している、もしくは無料で配布しているというものが多くて、実際、子どもの居場所として場所の提供になっているという団体はほとんどないというのが現状なんですね。
そこで、再質問として、この子どもの居場所はどのように定義しているのかというのを教えてください。よろしくお願いいたします。
また、音楽イベントなどが開催されているというようなご答弁をいただいていたと思うんですけれども、この音楽イベントなどというのが具体的にどのイベント、三郷市はかなり多くのイベントを各公共施設でやられているので、どのイベントが子どもの居場所でそうでないイベントなのかというところを教えていただきたく、三郷市のこの音楽イベントなどというところがどのイベントを指しているのかというところを教えていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
3点目に、この三郷市のこどものイベントに対して、三郷市がどのようにサポートをしていくのかというようなところがかなり大事になってくると思うので、市として、子どもの居場所に対してのイベントに対するサポートというところはどのように行っていくのか、3点、こども未来部長にお聞きいたします。
次に、イ、市民の声についてです。
市民の声がいろいろ上がっているということを、学校教育部長からもこども未来部長からも教えていただきありがとうございました。
再質問として、この質問に対してどのように市としては対応していくのかというようなところがあれば教えてください。よろしくお願いいたします。
次に、ウ、今後についてです。
こちらもそれぞれご答弁いただきましてありがとうございます。全体として、官民とも公共施設踏まえて子どもの居場所に取り組んでいくというようなご答弁だったかと思うんですが、私も今までの一般質問の中でも何度もお話をさせていただいておりますが、積極的にこの官・民・学の連携を図っていくことのほうがよいのではないでしょうか。
可能なのであれば、第三セクターなどをつくって、行政よりある程度自由に動ける団体に任せて、地域の企業、地域住民、地域の公共施設などを計画的に活用できるのが理想だと思っております。
公共施設の長期休業中の子どもの居場所について、既に取り組んでいる団体、先ほど図書館やおもしろ遊学館というようなお話をいただいておりましたが、それ以外にもにおどりプラザであったり、東和東地区文化センターであったり、本当にいろんなところで行っているところもあるんですが、実際こどもがほとんど来ていないというのが現状としてあるので、そういったところがこれから先、公共施設、民間企業、市民団体との連携については、答弁は求めないんですが、要望とさせていただきます。
こどもまんなか実現に向けて調整できることは、どんどん調整していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、道路、カーブミラーなどの修理についてです。
こちらもご答弁いただきましてありがとうございます。道路に関しては、3年で590件ですかね。北部も中央も南部地区も、それぞれ補修が行われていることが分かり安心しました。今後とも、道路の迅速な修繕が行われるということを要望とさせていただきます。
次に、カーブミラーに関してです。
過去の実績として、修理期間についてと金額については、ご答弁の中であって理解することができたんですけれども、以前、職員が修復していたときの過去の実績というか、修理期間ということと、以前は職員がやっていたということは市民も退職された職員とかもおっしゃっていたんですけれども、委託先に全面的に任せるようになった理由というところが、聞いていて、まだお答えがなかったと思うので、この点については再質問を市民生活部長にさせていただきます。よろしくお願いいたします。
また、職員から角度調整や軽微なものは行っていて、カーブミラーなどの交換については全て委託で対応してもらっているというようなご答弁だったと思うんですけれども、実は私は、実際にカーブミラーがどれぐらいの重さなのかというのは、知り合いの業者さんにお願いをして持たせてもらいました。
ステンレス製とアクリル製とガラスで作られている3種類があって、私が持たせていただいたのは、現在主流に使われているアクリル製のカーブミラーを持たせてもらいました。正直、片手で持てるぐらい軽いんですね。なので、丸いカーブミラー、大きいサイズの1個小さいサイズだったので、重さは多分10キロもなかったと思うんですけれども、現在主流で使われてるのは丸いタイプではなくて四角いカーブミラーで、一回りサイズが大きいというところもあるとは思うんですけれども、両手で持たない、片手で持てるというのもあると思うんですけど、重さは多分そんなに変わらないと思います。ちなみに、脚立で作業をすると危ないという話だったんですが、業者さんは脚立を使わずにトラックの荷台で上から作業したりだとか、脚立を2つ置いて足場をしっかり確保して作業をするので、基本的に脚立を使うことがないので、ぐらついたりするという危険性はほとんどないというような話だったんですね。
どうも業者で聞いてることと、職員から聞いていることの違いがあまりにもあるので、再質問として、職員で行うにはどういう部分が危険なのかというようなところを詳しくお答えしていただきたいと思います。市民生活部長、よろしくお願いいたします。
また、要望として、草木がかぶってしまっているカーブミラーが三郷市には結構、先ほど一般質問のほうでも同僚議員のほうでもありましたが、カーブミラーがしっかり見れるように管理をしていただければなと思いますのでよろしくお願いいたします。
続きまして、企業版ふるさと納税についてです。
簡単に、今後についてというところで、先ほど令和6年度について120万円しか集まっていないということだったんですけれども、これから先どのようにプロモーションをかけていくのか、寄附金をどのように増やしていくのかというところは、企画政策部長、お聞かせください。再質問でよろしくお願いいたします。
最後に、ホームページについてです。
このホームページについては、再質問として、6月からたって、約1年が経過したというところで、ホームページ全体の振り返りとしてどのようにお考えか、2、3年後ホームページの今後の方向性についてお答えください。
デジタルツールについても、ポケットみさとというところが広報ツールとして捉えられて、もっと多くのかたに使うことができないかと。市としての方向性をお答えください。
以上で2問目の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(鈴木深太郎議員) 一色雄生議員の2問目に対する答弁を求めます。
須賀加奈こども未来部長。
〔須賀加奈こども未来部長 登壇〕
◎こども未来部長(須賀加奈) 再度のご質問に順次お答えいたします。
初めに、子どもの居場所の定義につきましては、こどもや若者が安全で安心して過ごせる居場所と感じられる場所であり、物理的な場所だけではなく、遊びや体験活動、オンライン空間といった多様な形態も含むものと捉えております。
次に、市内公共施設での音楽イベントにつきましては、官民連携により様々なイベントを行っております。一例として、こどもの音楽イベントなどが公共施設で開催されているのを挙げさせていただきました。
また、今後、子どもの居場所としてどのように民間のイベントをサポートしていくのかにつきましては、引き続き、適切な支援に努めてまいります。
最後に、市民の意見をどのように反映していくのかでございますが、子育て世帯の多様なご意見やご要望など、実現に向けて総合的に検討してまいります。
以上でございます。
○議長(鈴木深太郎議員) 小暮勲市民生活部長。
〔小暮 勲市民生活部長 登壇〕
◎市民生活部長(小暮勲) 一色議員の再度の質問に順次お答えいたします。
カーブミラーに関することで、3点ほどあったかと思います。
まず1点目が、以前の職員が修復していたときの修理期間についてでございますが、以前は、複数の職員が鏡体交換を数日程度かけて行っていたといったことを聞き及んでございます。
次に、委託先に任せるようになった理由についてでございますが、作業には複数の職員が必要となっており、鏡体の種類や設置場所によって危険が伴うため、職員の安全確保の観点から、委託業者が作業を行っているところでございます。
最後に、3点目でございますが、委託に任せず職員で行う場合、どういう部分が危険なのかというお尋ねかと思います。こちらですけれども、様々な種類の鏡体を扱っているほか、脚立を据え付ける場所が不安定な場合、またカーブミラーの高さが通常よりも高い場合など、作業条件も様々でございますので、職員が作業を行うことは危険を伴う可能性があるものと認識をしております。
以上でございます。
○議長(鈴木深太郎議員) 日暮義一企画政策部長。
〔日暮義一企画政策部長 登壇〕
◎企画政策部長(日暮義一) 一色議員の再度のご質問にお答えいたします。
3点あったかと思います。
初めに、企業版ふるさと納税について、今後はどのようにプロモーションをして寄附金を増やしていくかという質問であったかと思いますが、これまでも全庁的に取組を行ってきたところでございますが、今年度から新たに企業とのマッチングを行う民間事業者と契約を締結いたしまして、今後、企業に対して案内を行う予定です。
また、全庁的な取組として、職員を対象とした制度説明や他市の事例を紹介する研修会を今年10月に開催いたしまして、研修後には、企業版ふるさと納税の対応強化期間を設け、より一層強化を図ってまいりたいと考えております。
2点目、市ホームページリニューアル後の振り返りと今後の方向性についてでございますが、リニューアル前は、情報量が多過ぎて目的の情報にたどり着けないですとか、スマートフォンだと画面が崩れてしまう、こういったご意見がございましたが、リニューアルによりまして大幅に改善されたと認識しております。
また、この1年間の運用の中で掲載する場所を整理したり、緊急的な情報をより分かりやすく発信したりと工夫しながら進めてまいりました。
今後につきましても、市民の皆様からのご意見を大切にいたしまして、必要な情報が必要なタイミングで市民の皆様に届くよう、常に改善を図ってまいりたいと考えております。
最後に、ポケットみさとをもっと多くのかたに利用していただくため、市としての考えはということだったと思います。
ポケットみさとにつきましては、平成30年の運用開始後、現在の利用者は約9,000人となっております。現在もアプリのインストール用のQRコードを掲載いたしましたポスターを公共施設に掲載したり、メール配信サービスと連携させたりと工夫をしているところでございますが、さらに多くのかたにお使いいただけるよう、周知に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(鈴木深太郎議員) 以上で一色雄生議員の質問を終わります。