学校教育問題
1.GIGA3プロジェクトについて
2.学校と各ご家庭のネット環境について
3.電子機器が体に与える悪影響対策について
4.ネットトラブル対策について
5.ネットいじめ対策について
新型コロナウイルスワクチン接種について
1.スケジュールについて
2.体制について
3.予約方法の改善について
4.ネットが使えない人に対する対策について
5.キャンセルが出た場合の有効利用について
◆7番(柳瀬勝彦議員) それでは、議長より発言のお許しをいただきましたので、通告書に基づきまして、順次、一般質問を始めさせていただきます。
冒頭に、緊急事態宣言も6月20日まで2回目の延長が決まり、ご苦労されている方々にお見舞いを申し上げます。また、コロナウイルスワクチン接種の対応で行政の皆様、医療の最前線で頑張っていただいている方々に感謝を申し上げます。
それでは質問に入らせていただきます。
1問目は、学校教育問題として、GIGA3プロジェクトやネット環境、ネットトラブルについて学校教育部長に伺います。
5月30日に埼玉県青少年課主催のネットアドバイザースキルアップ研修を受けてきました。教育局県立学校部ICT教育推進課よりGIGAスクール構想と県内の状況についてお話を伺いました。全ての人においてグローバルで革新的な入り口、これがすなわちGIGAの考え方であるという共通認識を持たせていただきました。
現状では、GIGAスクール構想で用意された補助金を使用した端末については、令和2年度3月までに納品が完了し、3年度は端末の活用が課題である。教える側の格差がなくなるように研修を行っているとのことでした。教育現場でこれから必要なICTについてもまだまだ課題が多くありますと伺いました。
1問目の1といたしまして、GIGA3プロジェクトについて伺います。
令和3年5月の改定された教育情報セキュリティポリシーガイドラインの目的であります、児童・生徒や外部の者等による不正アクセス防止の十分な情報セキュリティ対策を講じることは、教師及び児童・生徒が安心して学校においてICTを活用できるようにするために必要不可欠とあります。
教育委員会では、整備と同時に教員研修の充実を目指し、三郷市GIGA3プロジェクトを立ち上げました。本庁舎4階の教育委員会の入り口に内容紹介等の掲示を行っております。そこで保護者への説明や周知についてはどのように行っていますでしょうか。また、教員に対する研修のスケジュールと詳細内容について伺います。
1問目の2として、学校と各ご家庭のネット環境について伺います。
1人1台端末の整備により、持ち帰り学習も推進することが想定されているため、学校のみならず、ご家庭で利用する際に、保護者によるリテラシー教育の必要性についてと、学校と保護者の連絡体制を整備することについて留意点を整理する必要があり、モラル教育も同時に進めていかなければなりません。
1人1台端末を利用するに当たり、新たな教育情報ネットワークについて、現在、どのように進められていますでしょうか。学校におけるインターネット環境の整備は現在どうなっていますでしょうか。また、各ご家庭でどのような環境整備になっているのか、どのような調査をしているのか伺います。
保護者の中には、兄弟姉妹がいるご家庭では、同時にオンライン授業を受けさせることへの不安を持っているかたもいらっしゃいます。しかし、オンライン授業による不登校児童の参加も期待できる内容なので、慎重に進めていただきたいところではありますが、不登校児童の参加についてはどのように考えていますでしょうか。
1問目の3として、電子機器が体に与える悪影響について伺います。
スマートフォンが登場してから怒濤の勢いで社会に普及していき、今ではこれがなくては私たちの生活が成り立たないまでの存在になりました。そのため、私たちはスマートフォンを常に身につけるといってもよい状態になっておりますが、スマートフォンも電子機器のひとつであり、電子機器から発せられる電磁波が健康に対して悪影響を与えるのではないかと心配する声も上がっております。
スマートフォンの電磁波による健康被害については、各方面から指摘がされておりますが、2020年の年末時点ではまだ明快な証拠や科学的根拠があるわけではございません。総務省の電波生体影響に関する最新動向というレポートでも、電磁波の健康影響について、脳や中枢神経系等への影響や発がん性など、様々な角度で検証がされていますが、明らかに影響があるという立証はされておりません。今後は因果関係がさらに証明されていくと思われますが、そのときには何らかの影響があると結論づけられる可能性がございます。
また、スマホ老眼など、視力に対する影響、小学生低学年においては眼精疲労、水晶体の調整力の低下など、視力の発達への悪影響につながると指摘されております。小さいときからパソコンや携帯、テレビやビデオ漬けになっているとデジタル・デメンチアとなると、ドイツの世界的な脳科学者から警告されております。ゲーム脳などと呼ばれる脳の発達阻害にも注意が必要と考えます。1人1台の端末整備により、児童・生徒に対する注意喚起など、健康についてどのような対応をしていくのか、お伺いいたします。
1問目の4として、ネットトラブル対策について伺います。
令和3年3月に内閣府政策統括官から出された青少年のインターネット利用環境実態調査の報告によりますと、家庭のルールやインターネットの危険性に関する学習状況では、小学生は80.3%、中学生は71.2%がルールを決めていると回答しております。
「インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりしたことがあるか」という問いに対しては、86.5%が「受けている」と答えております。「受けていない」と答えたのは8.5%でございます。令和元年度の調査結果と比べると、大きな変化は見られておりません。
令和3年3月に警察庁生活安全局少年課から出された報告書では、SNSが基になる事犯の生徒の被害が、令和2年で1,819人と報告されております。実名で悪口を投稿した生徒の保護者に対し、損害賠償を支払うように判決が出ていたり、ユーチューバーのようにいたずらを投稿して注目を集めたり、アルバイト先でいたずら投稿をしてお店から訴えられる事態に発展することも多くございます。
気軽に投稿したものは消すことができないデジタルタトゥーとしてインターネット上に残ってしまいます。軽い気持ちでいたずら投稿したことで、大学の入試、就職試験、結婚においても影響を与えることがあるということを、しっかりと児童・生徒に教えていく必要があると思いますが、市内の小・中学校のネットトラブル対策は、現在どのように行っているか伺います。
また、保護者の中からよく聞かれることで、貸し出した端末が破損した場合についてはどのように対応するのかも併せて伺います。
1問目の5として、ネットいじめについて伺います。
1人1台端末を利活用するに当たり、今までネットを利用していなかった子どももインターネットを使うようになります。また、コロナ禍でネットいじめが3倍に増えているという報告もございます。確かにSNSの被害を訴える子は増えています。ただ、ネットを使ったいじめは、最近のものというよりインターネットが普及してきた頃から存在しています。痛ましい事件が起きるたびに、ネット上での誹謗中傷や個人情報の取扱が話題になりますが、その瞬間だけの盛り上がりで、きちんと検討されていないのが現状です。
今年3月15日に会見があった、名古屋市の中学1年生がSNS上で嫌がらせを受け自殺した件がニュースになりましたが、大変痛ましいことです。市の教育委員会は、いじめの重大事態として第三者委員会で詳しい経緯を調査します。指導室長は記者会見で、適切な指導ができず残念で悔しい。学校から具体的に連絡が来ないとなかなか対応が難しいと述べております。日本全国で同じような事件が起きて同じようなコメントが繰り返し出されております。三郷市におけるネットいじめ対策についてお伺いいたします。
次は、政府の発表によりますと、6日6日時点で65歳以上、約3,600万人のうち、1回目の接種が終了した人は約775万人、21.8%、2回目の接種が終了した人は約85万人、2.4%と確実に接種は進んでいますというニュースを見ました。2問目といたしまして、新型コロナウイルスワクチン接種について、スポーツ健康部長に伺います。
第1回目の4月30日の予約の後、市民の皆様から多くのご意見、ご要望をいただきました。例えば、予約受付日前までに当日の受付可能人数を公表してほしい。今回のように3,600人という少ない人数であれば、80歳以上、85歳以上を対象とするなど、電話の混乱が起きにくいように対策を講じていただきたい。3,600人という少ない人数であっても、当日に用事があり予約ができない人もいるので、1,800人を2日に分けて、当日駄目でも次の日に申込みができるように配慮してほしい。65歳以上でも平日仕事をしているので、申込日が平日だけだといつまでたっても予約ができません。休日も予約ができるようにしていただけないでしょうか。平日だけであればもう少し予約日のお知らせを早くしていただき、仕事のシフト変更ができるようにスケジュール発表をしてほしい。集団接種会場の勤労者体育館まではバスを乗り継いで行くのは高齢者にとってとても大変です。いつ頃から個別接種ができるのか明らかにしてほしい。インターネットで申込みをする際に、インターネットの環境設定、手順を事前にホームページでもう少し分かりやすいように確認ができるようにしていただきたい。インターネットを使えない高齢者も多いので、市の関連施設の掲示板に、ホームページで公表している内容、ワクチン接種関連の情報を掲示してほしい。インターネットが使えない高齢者のために、代理で予約受付のサポートをしてくれる学生などの支援を市としてやっていただけないかなど、いろいろなご意見を頂戴いたしました。
第2回目の5月25日の予約までに多くの改善をしていただきました。どうもありがとうございました。2回目の予約では、とにかく電話がつながらないというクレームがやはり多かったです。
2問目の1として、スケジュールについて伺います。
市民の不安を解消するために、先の見通しが立っていれば安心できると思います。何度電話をしても電話がつながらず、電話予約もできない状況で、また次の予約日も分からない、いつになったら予防接種に行くことができるのか、具体的なスケジュールを公表していないため不安な状態になっています。もう少し早くスケジュール予定について公表することはできないでしょうか。
例えば、予約受付に関しましては、7月末までの予定、それに合わせた接種日の予定、また、ワクチン配布の予定日と数、いついつまでにこれくらいのワクチンが三郷市には配分されます。そこで皆様方のワクチンは全員分ちゃんと確保できますので安心してくださいというメッセージを伝えることも大切だと思います。
また、個別接種の開始、集団接種会場における接種できる医師の数など、市長が7月末までに希望される65歳以上のかたは必ず接種できるように調整をしていきますという発表もされました。それに対する根拠をしっかりと示していただければ、市民の不安を解消することができます。
65歳以上のかたでインターネットを使えないかたが多くいる中で、「市のホームページをご覧ください」だけではとても伝わりません。今後、どのように市民にスケジュールを伝えていくか伺います。また、防災無線などの利用も有効なのかもしれません。
2問目の2として、体制について伺います。
集団接種会場で役割分担がどのようになっていて、人材補給が必要な職種はあるのか、ないのか。現在は十分人材が確保できているのか、できていないのか。集団接種会場が3か所以上に増えることがあるのか、ないのか。個別接種会場にしていただける医療施設はどれくらいまで増やすことができるのか、また、現在の5つだけなのか。
他市の成功事例を見ていると、やはりかかりつけ医における接種を進めることで、多くの人が近所で安心して接種でき、接種率も高くなっています。集団接種会場を推進するのであれば、どのような体制でワクチン接種を進めていくかで、必要になる対策も決まっていくと思います。今後、どのような体制でワクチン接種を行っていくのか伺います。
また、ワクチンを常温で放置してしまい、使えなくなったり破棄処分にしたという報道もありますが、三郷市ではワクチン管理の体制は大丈夫ですか。併せてお伺いいたします。
2問目の3といたしまして、予約方法の改善について伺います。
今回の予約受付について、受け付けることができる総数が少ないにもかかわらず、65歳以上全員を対象としたことで、電話がつながらず、混乱を起こしてしまったことが市民の不満を買う結果となりました。お隣の吉川市だけでなく、多くの市が年齢を細かく分け、受付をすることで電話の集中を分散し、防ぐことができました。今後、接種対象者を広げていく上で、今回の経験を生かしていかなければなりません。
年齢層が下がれば、電話予約の比率とインターネット予約の比率も変えていくことで混乱も少なくなると予想はされますが、受付年齢の分類など検討していることがあれば伺いたいと思います。また、今後の電話予約に対する改善対策についても伺います。
今回の三郷市コロナワクチンコールセンターの電話は、「0570」から始まりますナビダイヤルを採用しております。市民の皆様が不安や質問の電話、キャンセルが出ていないか確認の電話をかけるたびに有料となってしまいます。
ナビダイヤルの通話料は、「オペレーターにおつなぎします」というガイダンスが流れたときから通話料が発生し、混線によりつながらない場合の通話料は発生しません。平日の昼間にかける電話では、固定電話では主なケースとして3分ごとに9.35円、税込みですが、携帯電話ではどの会社を利用していても20秒ごとに11円、税込みで30分の通話で約1,000円になります。やっとつながって待ち時間があっても、またつながらないのではないかという不安から、一度切ってからかけ直すことができないと考えるご高齢のかたが多くいらっしゃいました。
インターネットが使えず電話のみの対応となる高齢者の方々が、国が進めているワクチン接種を市が指定したコールセンターに電話をし、電話代が高くなってしまうというのはいかがなものでしょうか。市としてこの電話代についても国に請求していけるといいと思います。まずはこのフリーダイヤルに変更できないか、検討していくことも必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
2問目の4として、ネットが使えない人に対する対策について伺います。
最新情報やスケジュールについて、市のホームページに載せるだけでは市民に伝わりません。市民の皆様からの要望をお伝えしてホームページに知らせていただいた内容を、市の関連施設の掲示板に掲示していただき、改善はしていただきました。また、防災無線などももっと有効に使っていけるといいかと考えております。より多くの手段で市民に伝える必要がありますが、ネットが使えない人に対する対策について伺います。
2問目の5として、キャンセルが出た場合の有効利用について伺います。
あらかじめ市民の皆様にキャンセルが出た場合、有効利用するための対策を公表していただければと思います。何も言わずに、余ったから誰々に打ちましたと報告すると、市民の納得はいただけないと思います。予約がなかなか取りづらい状況の中、市民感情を逆なですることがないよう、計画リストを公表し、事前に市民の皆様に納得してもらっていただきたいのですが、キャンセルが出た場合の有効利用方法について伺います。
以上で第1問目を終了いたします。
○議長(菊名裕議員) 柳瀬勝彦議員の質問に対する答弁求めます。
魚躬隆夫学校教育部長。
〔魚躬隆夫学校教育部長 登壇〕
◎学校教育部長(魚躬隆夫) 柳瀬議員のご質問に順次お答えいたします。
私からは、初めに1、学校教育問題の1、GIGA3プロジェクトについてでございますが、昨年度から本プロジェクトを組織しまして、計画的に研修を重ねてまいりました。
今年度、先行研究を目的とした「すすめる研究部」は、年3回のうち、5月に第1回を開催したところでございます。
また、市内全小・中学校の代表教員を対象とした「広める啓発部」は、年2回開催し、各校の情報交換や協議をいたします。
ほかにも、情報機器の活用に苦手意識を持つ教員を対象に「はじめてスキル研修会」、これを5月に開催するなど、教員のニーズに応じた研修会を実施しています。
保護者等への周知につきましては、ホームページへの掲載のほか、教育委員会で作成しました学校、家庭、地域を対象とした広報紙を今月中に配布するよう準備しているところでございます。
次に、2、学校と各ご家庭のネット環境についてでございますが、円滑な通信環境の確保に向けまして、学校から直接インターネットに接続する方式としております。また、家庭におけるインターネット環境の調査につきましては、昨年度の通信環境の調査結果を踏まえて、今年度からWi-Fi端末の貸出しを開始したところでございます。
不登校児童・生徒に対するオンライン学習への参加につきましては、各校及び適応指導教室等と連携しまして、よりよい学習支援につながるよう進めているところでございます。
次に、3、電子機器が体に与える悪影響対策についてでございますが、これまでも健康のために学習時の姿勢や適度な休憩については指導しております。タブレットPCを家庭に持ち帰る際には、健康面についての留意事項を掲載したプリントを配布するよう、今、準備をしているところでございます。
次に、4、ネットトラブル対策についてでございますが、こちらは各小・中学校の児童会・生徒会役員が協議を重ねて作成しました三郷市ケータイルールを年度当初に児童・生徒へ配布しまして、ネット利用の危険性について指導することで、規範意識を醸成しております。
また、学校の実態に応じて、ネット利用における責任や安全な使い方につきまして考えさせる機会を設けているところでございます。
タブレット端末の破損につきましては、明らかな故意によるものでない場合は市で対応しております。
最後に、5、ネットいじめ対策についてでございますが、各学校において児童・生徒の自主的・実践的な集団活動を通して、ネットいじめを含めたいじめをしない、させない、許さない態度を育成しております。
また、教員に対して、いじめの認知及び未然防止を指導しております。その上で、各校にはいじめ実態調査の報告を毎月求めており、いじめの積極的認知に努めております。
今後も、子どもたちがインターネットを安全に活用し、ネットトラブルやネットいじめの未然防止が図れるよう、関係部署との連携を一層強化してまいります。
以上でございます。
○議長(菊名裕議員) 益子敏幸スポーツ健康部長。
〔益子敏幸スポーツ健康部長 登壇〕
◎スポーツ健康部長(益子敏幸) 柳瀬議員のご質問にお答えいたします。
2、新型コロナウイルスワクチン接種についての1、スケジュールについて、2、体制について、3、予約方法の改善について、4、ネットが使えない人に対する対策について、5、キャンセル時の有効利用については関連がございますので、一括してお答えをさせていただきます。
65歳以上の高齢者へのワクチン接種につきましては、現在、公共施設で行う集団接種と医療機関で行う個別接種により接種を行っているところでございます。
集団接種につきましては、三郷市勤労者体育館を会場に、毎週水曜日、木曜日、日曜日に実施しており、会場に医師、看護師のほか、受付や誘導、駐車場に係員を配置し、運営の体制をとっているところでございます。
また、集団接種で使用するワクチンにつきましては、福祉会館に配置するディープフリーザーの温度管理を徹底し、管理をしているところでございます。
個別接種につきましては、各医療機関に接種日を設定していただき、接種を行っているところで、フリーザーにつきましても個別接種を行う各医療機関で管理をしていただいているところでございます。
現在、インターネットや電話での予約が取りにくく、接種を希望されるかたにはご不便をおかけしている状況にございます。このため、集団接種の会場を追加するとともに、85歳以上の予約がお取りできないかたに、予約が不要となるよう、接種日時を指定したはがきを送付いたしたところでございます。
また、ネットをお使いになられていないかたに電話での予約が取りやすくなるよう、電話の回線を増やすとともに、フリーダイヤルの導入も検討しており、接種を希望されるかたの負担の軽減と、予約が取りにくい状況の改善を図っているところでございます。
予約をしたかたが当日キャンセルをされるなどによりワクチンの余剰が発生した場合には、集団接種会場にて接種に携わる運営従事者などに接種をし、ワクチンを廃棄することがないよう努めております。今後も安全かつ速やかに接種を進めることができるよう取り組んでまいります。
以上でございます。
○議長(菊名裕議員) 柳瀬勝彦議員。
〔7番 柳瀬勝彦議員 登壇〕
◆7番(柳瀬勝彦議員) ご答弁いただいた皆様、丁寧なご答弁ありがとうございました。幾つか要望をさせていただきます。
ネットトラブルいじめについての要望でございます。ネットいじめをなくす方法として、一番効果があるものとしては、親が子どもに貸してあげている携帯電話、スマートフォンのメール、LINEのやり取りの内容を親がチェックすることができれば、ネットトラブルの90%以上が未然に防げると言われております。各学校で子どもの携帯電話を親がしっかりチェックするように働きかけることで、子ども同士の悪口投稿はなくなり、ネットで知り合った知らない人と会い、連れ去られる事件も未然に防ぐことができます。
子どもの人権を口にする親は、子どもが事件に巻き込まれてから反省することになります。学校に頼るだけではなく、子どもの安全・安心を保護者がしっかりと守らなければいけないということを伝えていただければと思います。
新型コロナワクチン接種についての要望でございます。
市民の皆様から対策本部へクレームの電話が多くあったと思います。電話対応ひとつで市民感情を和らげることができると思いますので、大変な業務でありますが、十分に注意して対応していただければと思います。
インターネットを見ることができないかたたちからの要望に素早い対応をしていただきました。市の関連施設への市のホームページ、新型コロナウイルスワクチン接種についての更新情報を掲示していただき、地域の方々から感謝の言葉をいただきました。大変ありがとうございました。
また、状況を見ながら85歳以上への日時指定のはがきについても、臨機応変な対応は市民からも評価を受けました。これからもできるところから改善をしていただければと思います。先ほども言いましたが、防災無線の積極的な活用も検討していただければと思います。
これから基礎疾患のあるかたへの接種、65歳以下への移行をしていきます。例えば、若い学生に対しては、土曜日・日曜日で日時を指定し、予約なしで接種可能とし、行動範囲の広い若者の接種をできるだけ早くするとか、今回の経験を生かしていただき、他の市町村の成功事例を上手く取り入れていただいて、いつになったら接種できるのかという不安を与えないようにしていただければと思います。
今後は年齢についてももう少し細かく分けて、電話の混線を防ぐ方法も検討していただきたいと思います。障がいのあるなしにかかわらず、年齢、性別、国籍に関係なく、より多くの人たちがワクチン接種を受けることができ、生活するなら三郷市でと思っていただけるように、具体的な施策、調査研究をしていただき、誰一人取り残さない三郷市にしていただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症対策でお忙しい中、一般質問に対応していただいた関係各所の方々にはお礼を申し上げます。要望につきましては、各課の方々にご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
以上で2回目の質問を終了します。ありがとうございました。
○議長(菊名裕議員) 以上で柳瀬勝彦議員の質問を終わります。